他の誰かが作ってないもの、自分らしいもの、そして勿論、皆様に受け入れられる魅力ある品物を・・・ということで
思えば…10月頃から制作に着手し、試行錯誤を重ねに重ね・・・(^^;
失敗して、無駄になった陶器、電子部品、各種資材も数知れず・・・(^^;
先日より、ようやくお披露目することができるようになったのが、こちらの『フルカラーLED陶器の灯り』です
お部屋の電気を消して暗くすると、こ~んな感じ
なかなか綺麗でしょう
陶器の部分は、粘土の固まりをコネるところから始まって、ロクロで延ばして形を造り、半乾燥状態になったら削り…
その後、多数の穴あけを行います
時間のかかる手作業…
これを独りで50個以上もやると、夢にまで見ます
1~2週間の自然乾燥の後、素焼きをします。
窯出しをしてから、穴開けのカス(?)をブラシで取り除き、全体を良く拭き取ります。
内側の見えない部分も綺麗に丁寧に…
その後、釉薬を掛けますが、釉薬によってまた穴が塞がってしまいますので、もう一度全ての穴開けをします
そして、灯油窯に入れ、釉薬の融け具合を気にしながら、1250℃まで慎重に16時間以上かけて本焼きをして・・・、数日後にようやく窯出しです。
最後に底部分の仕上げ削りをして、陶器シェードが完成!
しかし、この製品はそれだけでは済まないのです!
木製のLED台を造らなければなりません!
地元の杉の木をカットしたものを調達し、トリマーで楕円型に切り抜き、パーツの穴を開けてから、丁寧にヤスリ掛けをします。
3本の足もカットし釘打ちしてから、雰囲気の良い焼杉にするために、全体の焼け具合が均一になるようバーナーで燃やします。
表面を真鍮ブラシで擦り、煤を拭き取って磨きます。
さらに、ラッカーで塗装を行い、自然乾燥させます。
そして…、まだあります!
LEDの取り付けです!
光量と華やかさ、動作コスト、動作時間などを多数検討した結果、フルカラーLEDを単3乾電池4.5vで使用することにしました。
ちなみに、電球色の単色LEDで非常に明るいものにしたり、単5電池でかなり小型化することもできます。
LED、電源スイッチ、リード線、抵抗などのパーツを取り付け、ショートしないよう絶縁保護しながら、ハンダ付けします。
ちょっとやそっとでは壊れないよう、配線を綺麗にまとめ、ぐらつきで接触不良が無いよう、しっかり固定します。
最後にひとつずつ検品、動作確認をして、ようやく、出来上がり
基本的にLEDは電球と違って球の交換など不要ですが、万一の故障に備えて1年間無償保証を付けております。
ご興味のある方は、こちらの販売ページをどうぞ
手間と時間が掛かり過ぎるので、今回限りの限定販売とさせて頂きたいと思いますが…、近々、もうちょっと大きめの灯りをLEDを使って造ってみたいという気持ちもムクムク(^^;
あ…、それと、今回の灯りのオルゴールバージョンもあるんです
提携の楽天ショップ「杜のうた」で販売します。
こちらもぜひ見て下さいね
長々のブログを最後までお読み頂きまして、有難うございました
どうぞ、これからも宜しくお願いします
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