県内の有望作家の最新作品を窯元のみせ「くんぷう」にて展示します。
それぞれが特色ある優れた作品ですので、ぜひ一度ご覧頂ければ幸いです。
土工房 岳 渡邉岳史
1950年 宮城県生まれ
1993年 全陶展入選
1994年 全陶展新人賞
河北工芸展入選 以後毎年入選
1997年 全陶展奨励賞
日中陶芸展選抜(景徳鎮展)
1998年 伝統工芸新作展入選 以後現在まで4回入選
2000年 日泰華芸術大展文化友好賞(故宮博物院)
河北工芸展仙台市教育委員会賞
2001年 チェコ日本現代芸術の新世紀展中部ヨーロッパ
文化賞(プラハ城)
個展 仙台、盛岡で「炭化焼〆作陶展」毎年開催
(社)日本工芸会研究会員
(2005年5月現在)
やきものは、うわぐすりの違いによる表現が広く知られていますが、うわぐすりを使用せず、素朴で、かつ土味を生かす表現として素地を直接焼成する”焼締め”と呼ばれる方法があります。
炭化焼〆はこの焼締めによる表現方法の一種で、窯の中に煙を多量に発生させ、強還元の状態を維持しながら高温で焼締めると、作品が炭化され、表面に結晶化した色合いが現れます。
いぶし銀の様で、また、黄金色に輝く色のグラデーション、その時々で異なった色合い、一個として同じものがない世界です。
炭化焼〆に魅了され試行錯誤して15年が過ぎました。これからも未知の可能性を追求していきたいと思っております。
土工房岳 GAKU
渡邉岳史
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